外壁の種類

外壁材にはサイディング、モルタル、板張りと大きく3つあり、それぞれ外壁塗装の方法が違ってきます。外壁材ごとの塗装方法や注意点について説明します。

外壁材ごとに知る塗装のイロハ

外壁材ごとに知る塗装のイロハ

外壁材にはサイディング、モルタル、板張りと大きく3つあり、それぞれ塗装の方法が違ってきます。

サイディングの塗装

最近の戸建住宅やアパートなどの建物には、サイディングという外壁材を使うのが一般的になってきました。セメントなどを高熱処理して製造される外壁材で、モルタルを「湿式工法」と呼ぶのに対し、サイディングは「乾式工法」とも呼ばれています。

サイディングの外壁は、一般的に10年が塗り替え時期とされています。ただし、工場で製造出荷する段階ですでに塗装されているものがほとんどの外壁材ですから、最初の塗料の品質によっては塗り替え時期が若干変動します。

つまり、新築時に良質のサイディングを使っていれば長持ちし、安価なものだと10年よりも短くなります。

また、サイディングには柄(印刷)がついていることも特徴ですが、塗り替えると柄が消えてしまうことがあります。柄を残すための特殊な塗膜をつくる塗装方法もありますので、業者に相談してみるとよいでしょう。

モルタルの塗装

一時代前の戸建て住宅やアパートの外壁材といえば、モルタルが一般的でした。もちろん現在でも、サイディングでは表現できない風合いが出るとしてモルタルは人気がある外壁材です。

モルタルの外壁塗装時期は7年前後といわれています。これも以前の塗料にもよるのですが、サイディングの外壁材よりやや短い周期で塗り替えが必要になるとされています。

また、モルタルは湿式工法とも言われるように、水を混ぜて形成する外壁材ですから、経年劣化によるクラックが生じやすくなります

塗装時に、このクラックを埋める補修が必要になる場合は、工期が長引くこともありますので、スケジュールは余裕をもって施工するようにしましょう。

板張りの塗装

防火規制により、最近ではあまり見かけなくなった板張り外壁。ただ、自然素材を使った家が見直されてきたこともあり、徐々に増えているようです。

板張り外壁の塗装のポイントは、新築から3~5年程度で塗装をしておくこと。早めに塗装することで外壁材を強めることができ、その後は7~8年周期でも大丈夫になるのです

また、サイディングやモルタルの外壁材との違いとして板張りの場合、塗装面を研磨する必要があります。このため、工期やコストが他の外壁材よりかかることもあるので、業者と相談しましょう。

もう一点の注意として、一度濃い系統の色で塗装すると、その上に薄い系統の色で外壁塗装ができなくなること。板材の内部に染み込んだ色が表面ににじみ出てくるためで、数年後には見栄えが悪くなりますので色選びには注意しましょう。

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