外壁塗装DIYで後悔しないために知っておきたい、プロに頼むべき理由とは?

外壁塗装のDIYはお勧めできない?

エリアに限らず、節約などの理由から外壁塗装をDIYで済ませようとする方は多い様です。しかしながら、外壁塗装を行う為にはそれ相応の知識が必要であるだけでなく、外壁のクリーニングや下地処理など、様々な作業を手順を守って行わなければならない為、少人数のDIYでできる範疇にはないと言わざるを得ません。誤った手順で行った場合、逆に外壁の状態が悪化してしまう事もある為、注意が必要です。

ここでは、外壁塗装をDIYで行うべきではない理由を更に詳しく説明すると同時に、業者を利用した方が良い理由などについても紹介したいと思います。

目次

DIYのリスクを紹介

自身で小さめの家具などの塗装をする事は、日常的にDIYをする方であれば、経験した事があるでしょう。小さめの家具などは、ペンキを使用して塗装するのが簡単であるだけでなく、場合によってはスプレータイプの塗料などを使用し、短時間で終わらせる事も可能である為、DIYとして行うには最適な作業です。

一方で、外壁塗装も、この様にDIYとして気軽に行えると思っている方は多い様です。しかしながら、風雨に曝される外壁の塗装は、小さめの家具などの塗装とは勝手が違う為、注意が必要です。

業者が行う外壁塗装では、足場の組み立て、クリーニング、下地調整、養生、マスキング、塗装、点検、足場の撤去などの作業を順序を守って行います。また、塗装をする範囲にもよりますが、多くの場合、作業は複数人で行われます。

これに対し、DIYで外壁塗装を行う場合、足場の代わりとしての脚立の使用、クリーニングが不十分な状態での塗装、養生やマスキングのし忘れなどの失敗を多くの方が犯してしまいます。これにより、作業をする人がけがをするリスクや、塗装の失敗による更なる外壁の状態の悪化と言ったリスクが伴う様になります。また、作業がうまくいった様に思えても、DIYで行った塗装は寿命が大幅に短くなってしまう事が少なくない為、長期的な目で見ても大きなリスクが伴うでしょう。

DIYの費用を紹介

DIYで外壁塗装を行う為には、まず最初に足場を組まなければなりません。しかしながら、自身で本格的な足場を組む事はほぼ不可能でしょう。その為、多くの場合脚立を利用する事となります。脚立がない場合はレンタルする事もできますが、1万円程度で6段以上のものも売っている為、作業に時間がかかりそうな場合は購入してしまった方が良いでしょう。

外壁塗装では、塗料を塗る前に外壁のクリーニングをしなければなりません。ホースから水をかけ、ブラシと中性洗剤を使用しクリーニングをする方法が一般的ですが、最近では高圧洗浄機を使用する場合も多い様です。高圧洗浄機は1万円~2万円程度で購入できる上に短時間でクリーニングができる為、おすすめです。

塗装時には下地処理で使用するシーラーが1万5千円、塗料が1缶2万円×4程度必要となります。また、この他に刷毛や作業着などの費用として1万円程度必要になるでしょう。

以上を合計した15万円弱程度がDIYで外壁塗装を行った場合の費用となります。ただし、塗装をする外壁の面積などによっては、更なる費用が必要になる事もあります。

リスクヘッジや費用対効果の高さから業者がおすすめ

上述した様にDIYによる外壁塗装には、作業者自身がけがをしてしまうリスクや、塗装がうまくいかなかった場合の更なる状態の悪化など様々なリスクが伴います。それらを回避する為のリスクヘッジとしても、外壁塗装を行う際は業者を利用した方が良いでしょう。

また、外壁の面積や使用する塗料などにもよりますが、業者を利用した場合の大体の相場は、50万円~100万円程度とされています。この金額は一見すると割高な様にも思えますが、しっかりとした手順を組んで行う業者による塗装は、10年以上その効果が続く事もあるとされており、すぐに状態が悪化してしまうDIYを何度も繰り返すよりも費用対効果は優れています。

一方で、業者を利用する事には、丁寧な見積もりを行ってもらえる為、金銭的な意味でも安心できると言う利点もあります。また、不安な事があったら、その都度相談できると言う点もまた業者を利用する事によるメリットと言えます。

この様に、業者に外壁塗装を依頼する事は、リスクヘッジ、費用対効果の両面において優れており、DIYでの外壁塗装は避けた方が賢明でしょう。

今回は外壁塗装はDIYでやるべきではなく、業者に依頼した方が良い理由について解説してきました。外壁塗装を行う業者を選ぶ際には、担当者の提案力が優れているかという点や、施工前に作業に関する説明を十分に行ってもらえるかという点を口コミなどを見ながら判断するのが良いでしょう。また、DIYによる外壁塗装を検討される方の多くは、15万円弱と言う費用の安さに惹かれてしまう様ですが、この場合は効果が数年しか持たないと言う事実の方を重視すべきです。その事を理解できれば、自ずとDIYを避けるべき理由に関しても理解ができるでしょう。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる